BASIC一段ルッカース・チェンバロは、故鍋島元子先生から、学生の生徒さん達向けにシンプルでリーズナブルな価格帯の、練習用チェンバロ製作のご相談を受けたことがきっかけで、1990年に試作を開始、以来30余年一度も価格を値上げせずに、製作を続けています。しかも鍵盤やアクション部品関係は2度に渡り改善を行なっているので、価格を維持しながら性能は確実にアップしている久保田工房自慢の一台で、ご愛用者は100人を超えております。
今回思いがけず、このような楽器に対する愛情表現の形を拝見出来て、チェンバロの新しい楽しみ方の一つを皆様と共有したく、ここにご紹介させて頂いた次第です。
オーナーさまには、快くご紹介の許可を頂き、感謝申し上げます。