八ヶ岳 カラマツチェンバロ・プロジェクト

2018年5月、八ヶ岳高原音楽堂 30周年記念事業として、チェンバロが常設されました。


八ヶ岳高原ロッジ音楽堂

日本経済が未曾有の活況に沸いた80年代後半、ピアノの巨人リヒテルの助言によって、八ヶ岳高原音楽堂は誕生しました。今年は開堂30周年を迎える記念の年。そのメモリアルの象徴として、古楽器界念願の常設チェンバロが、満を持して設置されます。

数年前からこの企画に関わり、準備を進めてきましたが、都会のコンサートホールでは考えられない雄大な自然に溶け込んだ、まるでこの地に息づくひとつの生命体のような音楽堂にふさわしいチェンバロとは、一体どのような楽器を提供すべきなのか、大いに悩みました。

まもなくひとつの方向性を見出す事が出来ました。この八ヶ岳の自然の中で育まれた、いわば土着の素材を用いて製作すること。実は音楽堂もそのコンセプトで建造された事を後日知り、きっと音楽堂が私に与えてくれた使命なのだと、腑に落ちました。

すると不思議なことに、次々と良いご縁に恵まれることになります。樹齢100年超のカラマツの良材をお世話頂いた新木場の材木問屋も、古くからお付き合いのあるお店でしたし、地元の材木商からは、脚部に最適なケヤキ材を調達することが出来ました。

そしてこのチェンバロの、ひとつのハイライトはフタの裏の装飾です。日本人である私が、日本の素材を用いて製作した、いわば純血種のジャパニーズ・チェンバロですが、妙な和風の意匠に仕上げるのは、自身の美学が抵抗するのです。

そこで思い付いたのは、旧知のパリの金箔工房アトリエ・HIGUEでした。この工房にフタ板を送り、装飾を依頼したのです。テーマはシノワズリで、技法や内容は自由にと。
シノワズリは18世紀ヨーロッパ宮廷で流行した、いわゆる東洋趣味、異国情緒。

アトリエはクラヴサンの装飾は初めてという事で、パリの楽器博物館に足を運んで大いに刺激を受けたらしく、期待をはるかに上回る素晴らしい仕事で応えてくれました。

2018年5月3日 お披露目コンサートは、現代最高のプレイヤーの一人ロバート・ヒル氏。演目は熟達のゴルトベルク変奏曲。聴衆250名満席の喝采は、止む事を忘れたかのように続きます。

地元の音楽ファン、ロッジや別荘に滞在のお客様はもとより最遠は沖縄から、この日を楽しみにご来訪下さいました皆様、感動を共に頂きましたこと、心より感謝申し上げます。

そして、2020年末、プロジェクトは第6回ウッドデザイン賞2020 優秀賞(林野庁長官賞)受賞を受賞いたしました。

「八ヶ岳高原音楽堂」の開館30周年(2018年)に、地場の樹齢110年のカラマツ材で「チェンバロ」を製作し、「自然と人と文化の共生」を伝える演奏会を継続開催して参りました 「八ヶ岳カラマツチェンバロ・プロジェクト」が、このたび、林野庁補助事業「第6回 ウッドデザイン賞2020 【優秀賞(林野庁長官賞)】」を受賞いたしました。

作品名:八ヶ岳カラマツチェンバロ・プロジェクト
受賞内容:ハートフルデザイン部門 優秀賞(林野庁長官賞)

<共同応募者>
久保田チェンバロ工房、双葉林業合資会社、株式会社そごう・西武

【ウッドデザイン賞 ホームページ】
https://www.wooddesign.jp/

【ウッドデザイン賞 プレスリリース】
https://www.wooddesign.jp/pdf/wooddesign2020_release1211.pdf

【八ヶ岳カラマツチェンバロ・プロジェクト プレスリリース】
https://www.yatsugatake.co.jp/event/topics/2020wooddesign.pdf

授賞式の様子

本・CD・DVD

新譜情報!!

ジルバーマン・ピアノによるBACH パルティータ全曲

gt_silberman演奏:武久源造
2枚組 ¥3,500
使用楽器:ジルバーマン・ピアノ(深町研太 製作)

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バッハはピアノを知っていた?
いや、それどころか愛用していた!
優れたプレイヤーにして、音楽考古学者ともいえる武久源造の、バッハとピアノに関する渾身の研究成果。

ドイツ初期ピアノの意外な歴史と実態に、周到にして大胆な仮説に挑む、最先端のバッハ像は、日本に一台のみのジルバーマン・ピアノの音色とともに必聴の名盤。


CDのご案内

久保田工房製のチェンバロは日本最多の録音実績を持っています。

きっかけは91年、邦人プレイヤーが邦人製作の楽器を用いてレコーディングした初のCD
「シフォーチの別れ(演奏:武久源造)」は、新聞、音楽雑誌、批評家等各方面の絶賛を浴び、その後の日本の古楽系CD録音ブームの先鞭をつけました。武久はその後相次いで意欲作を発表し、その全てがレコード芸術誌ほかの特選、推薦を得る快挙を現在も更新し続けています。
現在CDショップなどでは入手しにくくなった、武久の初期作品を取り扱っています。

gt_sefauch★シフォーチの別れ チェンバロ小品集
久保田工房 チェンバロ提供
¥3,000
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gt_rossignol★恋するウグイス フランス・クラヴサン小品集
久保田工房 チェンバロ 提供
¥3,000
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gt_jesu★最愛のイエス オルガン小品集
(チェンバロ作品ではありません)
¥3,000
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以上3点はエオリアン・レコード発売作品で、以降はコジマ録音ALMレーベルより「鍵盤音楽の領域」シリーズとしてリリースを継続中。全作レコード芸術誌特選、推薦。

→コジマ録音

クリストフォリ・ピアノCD

日本で3台復元製作されたクリストフォリ・ピアノの内の一台、久保田工房製の楽器による貴重なCDが2タイトル発売されています。

スカルラッティ ソナタ集 演奏:渡辺順生★スカルラッティ ソナタ集
演奏:渡辺順生
¥3,000
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我が国を代表するチェンバロ、フォルテピアノ奏者、渡辺順生氏による演奏と解説。
D・スカルラッティ作品の多くは、チェンバロとともに初期ピアノも想定されるべきであるとの自説を立証する、最新のスカルラッティ研究成果。レコ芸特選盤。


ko_giustini★ジュスティーニ ピアノソナタ全集
演奏:小倉貴久子
2枚組 ¥3,500
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世界初のピアノ・ソナタを作曲したロドヴィコ・ジュスティーニの想定した楽器、クリストフォリ・ピアノを用いた世界初の全曲録音。名手小倉貴久子氏の超絶技巧により、初期ピアノの想像を超えるパフォーマンス能力は、いかんなく発揮された。レコ芸特選盤。


久保田チェンバロ工房 楽器使用 CD

nyckelharpa★珍盤 From Castle and Cottage (スェーデン録音盤)
演奏:トルビヨルン・ネスボム(ニッケルハルパ) アンドレアス・エードルンド(チェンバロ)
ブック付きCD ¥3,000
日本語解説書付き
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ニッケルハルパという楽器をご存じだろうか。鍵盤付きヴァイオリンとでも呼ぶべき、ガラパゴス系弦楽器。ヴァイオリンの表現能力を高めるためにネック部に鍵盤状のキィが設けられたが、すでにヴァイオリン奏法は完成の域に達し、永い事忘れられた幻の弦楽器として歴史に埋もれ、スェーデンのある地方にのみ伝承楽器として存在する。

この楽器の世界的名手ネスボム氏と久保田ルッカースを愛器とするイョテボリの気鋭チェンバロ奏者アンドレアス・エドルンド氏の、絶妙のアンサンブルをお楽しみください。


tt_capriccio★Capriccio〜お気に召すまま
演奏:寺村朋子
¥2,500
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rs_goldberg★JSバッハ ゴルトベルク変奏曲
演奏:鈴木理賀
¥3,000
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sn_redoute★ルドゥーテのためのチェンバロアルバム 愛の神殿
演奏:中田聖子(チェンバロ)、鷹山美緒(ソプラノ)
→ご注文・お問い合わせ


書籍

dvd_book★DVDブック チェンバロ 歴史と様式の系譜
出演:水永牧子 曽根麻矢子 武久源造 ゲスト:カテリーナ合奏団 解説:朝岡聡
¥3,800
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チェンバロの原器、プサルテリウムの実演奏を含む、映像による歴史絵巻。判りにくいチェンバロのアクション構造も、映像による解説で一目瞭然。久保田渾身の映像監督作品。


book_cem_maintainance★図解チェンバロメンテナンス 技術者とオーナーのために
¥3,000
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チェンバロの保守・点検事項のすべてを、判りやすいイラストで解説した、所有者、技術者必携のメンテナンス技術書。技術者の教科書としても採用されています。


book_clavi★チェンバロ・クラヴィコード関係用語集 (共著)
¥4,200
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作品・写真集(ギャラリー)

近江楽堂のご案内

kubota-cembalo_product-photo_035東京の古楽器系公演のメッカ、新宿区初台オペラシティ3F「近江楽堂」は、心地よい響きの100席ほどの小ホール。

戦後日本を代表する彫刻家、舟越保武の静謐な彫刻作品が配置された、ステージのない礼拝堂風ギャラリーは年間300公演を誇る、日本で最も稼働率の高いホールのひとつ。楽堂の依頼によって、2005年に久保田工房のチェンバロが常備され、多くの公演を支えている。

「初期(17世紀)フレンチ・スタイル」という、聞き慣れないモデルを選んだ理由は、専用楽器庫が無く省スペースという実務上の制約もあったが、利用者に通常経験出来ない、標準規格から外れたチェンバロの多様性を知っていただきたいという、啓蒙的な理由もあることをお伝えしておきたい。

幸いにも、この楽器の音響特性は聖堂風のホール残響によくマッチして、古楽器の表現理念である、会場と演奏者と聴衆の緊密な一体感を、非常に高いレヴェルで実現していると高く評価されている。

→近江楽堂ウェブサイト

チェンバロ協会のご案内

永らく待ち望まれていたチェンバロ協会が、多くの発起人の皆様のご尽力により2011年秋に正式に発足いたしました。プロ、アマを問わずチェンバロを愛好される方はどなたでも登録できます。

また年一回催される協会主催のイベントには、毎回多くの愛好者が集い、親密な情報交換の場となっています。こちらは会員でなくても入場できますので、是非皆様のお越しをお待ちしております。

久保田工房も親睦会のキッチン担当で参加していますよ。

→詳しくはこちらへ、(日本チェンバロ協会ウェブサイト)

中世へのいざない

鍵盤という発想はどこかの天才が発明したのだろうか、という疑問を持っていた。チェンバロを自力で自作しようと思い立ち、鍵盤の設計図を引いていた時だったかと思う。

チェンバロの鍵盤
音楽教育を受けたこともないので、なぜ鍵盤はこの配列なのだろうと、書き上げた図面を前に考え込んでいた。

鍵盤の配列は、結局自然の摂理に基づく、いわば神の領域とそれを賛美する人間の両手の役割が調和したもの、そのように中世の人たちは理解し信仰したのではないだろうか。

ルネサンス期にポリフォニー(多声)音楽が高度に発達し、人の声に変わって手の指が多声部を自在に操ることが出来る、鍵盤という合理的でかつ魔法のような配列。正に「音楽は神の賜物」であったのかも知れない。

クラヴィシンバルム

Geigen-Clavicymbel_und_Kunstwagen_s中世といってもすでにルネサンスの萌芽が見える、1397年という年代に、ヘルマン・ポルというオーストリア人がクラヴィシンバルムという楽器を発明したという記述が、パドヴァの書物にあるのだという。これは世界最古のチェンバロに関する記述として注目される。

その後1440年、ヅヴォレのアンリ・アルノーという人物が著した手稿に、このクラヴィシンバルムが図面として登場し、楽器そのものは現存しないまでも、幾何学性の強い理性的な作図が、この楽器の実存性を強く臭わせる。

clavisimbalum

この図面で興味深いのは、本体の平面図とは別に上部に4点の発音部品?と思われるフリーハンドのイラスト風なメモ書きがあり、左側3点は多分撥弦のためのアイディア、右1点が単純な打弦のためのアクションに見える。

チェンバロに使用される優れた撥弦部品であるジャックは、まだこの年代には現れていないようである。また、すでに打弦のアイディアが示されているのは、驚嘆すべき事実。クリストフォリ・ピアノ=打弦鍵盤楽器の発明より、さらに2世紀半余り以前に、単純な機構とはいえその痕跡があるのだ。ピアノの発明?の原点は600年近く遡ることになる。

久保田工房製 クラヴィシンバルム

3点の撥弦アイディアのうち一番左端の、傘の柄のような形状のアクションと、単純な打弦アクションは何とか形になりそうだ、試作してみることにしよう。

久保田工房製 クラヴィシンバルム 機構

クリストフォリ・ピアノとは? ジルバーマン・ピアノとは?

初期ピアノの解説

私自身はピアノの技術畑出身ではないので、ピアノという楽器にはそれほど興味を持てないでいた。クリストフォリという人物が歴史上ピアノの発明者であるという話は、もちろん知ってはいたものの、関心事では無かった。革命によってチェンバロは居場所を奪われ、その座に収まるべく、チェンバロを改造して打弦装置を組み込んだ、一時しのぎの楽器だろうと、勝手に思い込んでいたのだった。

2000年のミレニアム・イヤーに、ピアノの歴史300年という催しがいくつかの会場で開催され、ピアノ以前の楽器という立場で、チェンバロの展示にもお呼びがかかり、原点であるクリストフォリ・ピアノの事を知るに及び、腑に落ちないところがあった。

2000年から300年前といえば、まだチェンバロの全盛期、革命どころか二段鍵盤が成立したかどうかという時代だ。私の思い込みから100年ずれている。

クリストフォリはこんなに早い時期に、打弦アクションを開発した?何故?

ピアノ技術系の人たちの間でも、当時はまだこの楽器の評価は二分されていたと思う。完成された天才の発明説と、チェンバロに稚拙な打弦アクションを組み込んだだけ説。私はといえば深く調べる気もなく、漠然と後者寄りであった。

まもなく、クリストフォリ・ピアノの復元に情熱を傾けているピアノ技術者と、運命的な出会いのご縁をいただいた。堺市でアンティーク・ピアノの修理で名を馳せるY氏は、私にクリストフォリ・ピアノのアクションの無敵な性能について、熱を持って語るその熱心さは宣教に近いものであった。疑い深い私は半信半疑、現物を見るまでは納得しがたい性格なのだ。

まもなく、Y氏の情熱によって見事に復元された件のクリストフォリ・ピアノを実見出来る機会に恵まれ、心底驚嘆した。彼が心酔し宣教する理由、いやそれ以上の何ものかが確かに存在する楽器であった。

確かに外見は特に変わった様子のない、イタリアン・チェンバロの典型である。しかしこのボディに組み込まれたアクションのみならず、内部構造も外見からは想像もつかない、天才の発想の集積なのであった。

このアクションは数奇な運命の末、14年後にドイツに伝えられ、その図面がザクセンのオルガン工匠にして鍵盤楽器工房の雄ゴットフリート・ジルバーマンの目に留まる。ジルバーマンは一目でこの新機構に新たな鍵盤表現の可能性を見出したのだろう、数年後の試作楽器を親しい鍵盤音楽の巨匠バッハにその試奏を委ねた。

よく云われるようにバッハはその新楽器=ピアノを否定的な意見をもって見下し、不名誉な結末を招いたかのような伝説が流布されている。本当にそうなのだろうか。

この伝説はフォルケルのバッハ伝の中の一節をもとにした伝聞で、その情報の多くは大バッハの次男C・Ph・エマヌエルからの口伝によるものだといわれる。エマヌエルは自分の父、大バッハを心より尊敬し父の仕事に心酔していた。意図的にではないにしても父バッハの威厳を保つ体面として、幾分か脚色された件の話をフォルケルに伝えたかもしれない。

ジルバーマンのピアノはその後改良を加えられ、エマヌエルの仕えるフリードリヒ大王の宮廷に大量にお買い上げ!という名誉に浴し、有名な大バッハと大王の邂逅場面において、大王の提示した主題とそのフーガ=音楽の捧げもののテーマを、バッハが「ピアノで御前演奏する」という信じがたい一場面が実現されるのである。

バッハとピアノの関係は、今のところこれ以上の正式な接触の記録は見えてこない。しかし極めて断片的な情報、例えばバッハの使用した「今まで見たことのない新しい鍵盤楽器」の新聞記事や、バッハがこの新楽器の販売代理人であった?かのような「サイン入り代金受領書」の存在、そして死後の財産目録の中の、異常に高額な査定のなされた「化粧張りの鍵盤楽器」の存在などが、あらぬ想像を掻き立てるのは間違いない。

ひとこと付記しなければならないのは、当時この新しい機構をもつ楽器を「ピアノ」と呼ぶ習慣はなく、チェンバロの特殊な一機種として位置づけられていたのである。

その後フリードリヒ大王の率いる屈強のプロイセン軍は、オーストリアとの戦争に突入し、ジルバーマン工房は楽器製作どころではなくなってしまった。工房の愛弟子たちは、いち早く産業革命で好況に沸くロンドンに移住して、その新楽器のアクションを伝え、イギリスをピアノ製造大国に導いたのであった。

→本・CD・DVDのコーナー

レンタルのご案内

コンサート・レンタルサービス
当工房製作のチェンバロを、公演会場に運搬、設置し、公演終了まで立ち会うレンタルシステムです。リハーサル調律、本番調律が含まれます。
都内近郊:¥70,000+税。遠隔地の場合、高速道路料金、ガソリンなど実費加算となります。

※原則フレミッシュ二段鍵盤で対応しますが、個人宅、ギャラリー、レストランなど搬入経路が充分に確保できない場合、対応できない場合もございます。

※学生の自主公演、教室の発表会など、営利を伴わない公演には割引料金を適用できる場合がございます。公演のチラシ等をご提示ください。

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レコーディング(映像)レンタルサービス
複数日程による音源録音の場合、上記コンサート・レンタル料金×日数他、調律技術料、技術者立ち合い費用等が加算されます。内容により別途お見積りいたします。
家庭用長期レンタル
BASIC一段鍵盤チェンバロを一か月単位でレンタル。
月額¥20,000、最大24か月迄
別途運搬費用¥30,000〜 遠方対応は不可
まずは在庫を確認願います。また、別紙規約がございますので、お問合せください。

※二段鍵盤の家庭用長期レンタルはございません。

お問い合わせ・お申し込みは→コチラからどうぞ

購入ガイド

概説

本来チェンバロに初心者向け、習熟者、プロ向けという分類法はありません。

小型一段チェンバロは16世紀〜初期17世紀楽曲に最も適し、中、大型二段はバッハなど18世紀の楽曲に対応するというように、チェンバロは時代と音楽の様式を踏まえて選ばれるべきです。

このサイトで「初心者向け」として薦めているのは扱いやすさ、つまり調律や安定感、断弦やツメの管理など、オーナー自身が関わるべきことが最小限であること、つまり来たるべき未来のチェンバロ像=メンテナンス・フリーを優先しています。

チェンバロ購入を希望される方と、メーカーとして誠意ある対応を長年経験してきたと自負しております。具体的にチェンバロの導入を検討されている方へ、アドバイス申し上げたいと思いますが、これはあくまで一製作者側の意見として参考になさってください。

もしレッスンを受講されている方でしたら、先生のご意見もうかがうとか、音楽のお仲間がいらっしゃるならその方のご意見とか、セカンドオピニオンにも耳を傾けてください。

  1. まず、目的をお知らせください。

    自身のご趣味なのか、将来プロのプレイヤーを目指しているか、など夢でも結構です。

  2. おおよそのご予算をお知らせください。

    ご遠方でしたら運搬設置費用もかかりますので、含めてください。プライスリストもご参考に。

  3. 設置場所の情報もお願いします。

    マンションの階上にお住まいでしたら、大型二段鍵盤の運搬は難しい場合もあり得ます。
    また窓の位置、エアコンの風方向なども考慮の対象になります。

  4. お好きな楽曲、音楽家、今後演奏したい曲などの情報も音域の設定に重要な要素です。

    また、音楽とは関係ないご趣味、例えば美術系、お花なども。チェンバロは趣味的な要素が多く反映できる楽器です。

その他、鍵盤楽器を以前に、あるいは現在経験されているか、なども参考にさせて頂き、いくつかの候補のタイプをご提案させて頂きます。

ご注意

海外の中古チェンバロを個人輸入にて入手され、修理メンテナンスの依頼をいただく場合がございますが、現在他社製楽器修理に対応できる体制にはございません。悪しからずご了承ください。特に異常に安価なチェンバロは、現状では部品が調達不可などの理由で、修理ができない物も多く含まれております。安易に手を出さないようご注意ください。

お問い合わせ・お申し込みは→コチラからどうぞ